FC2ブログ

サッカー(特にセレッソ大阪)、漫画、アニメ、ネット上の面白いもの、趣味に関することを雑多に書き綴っていきます。

【J1 第22節】 今日も清水の攻撃にやられるも、3つのゴールで久々の勝利! 【セレッソ大阪VS清水エスパルス】

C大阪 3―1 清水
 [得点] C大阪:杉本、ソウザ、高木 清水:クリスラン


中断明けまだ勝利を挙げることのできないセレッソ。
前節は現状のメンバーを考えた上での苦肉の布陣というかオスマルを下げた3バックがそれなりに機能し、今日も同じ布陣ですね。
木本、オスマルが球出しをできるだけに、そこを活かして最後決めきるだけなのですが・・・。
杉本のゴールがないと勝利は遠そうな状況です。

今日はここ最近相性の悪い清水。
攻撃が連動しており、セレッソの苦手な良く動き、間間でボールを受けられてずるずるとDFが下がる嫌なやられ方が目立ちます。
この相手にどんな試合ができるでしょうか。

スタメンは前節札幌戦と同じ。
前の選手にゴールが生まれれば、勢いも出てくるのですが・・・。

■今日も清水の攻撃に苦戦するも、3得点で貴重な勝利!

最初のチャンスはセレッソ。
自陣深い位置から山口が逆サイドに大きなサイドチェンジのパスを出すと、丸橋がフリーになってサイドを駆け上がります。
丸橋は余裕のある形からフワリとしたクロスを上げると、杉本が飛び込みます。
杉本の反応が少し遅かったか、シュートには至りませんでしたが良い形でのクロスでしたね。

一方、清水にもビッグチャンス。
前線へのハイボールを繋がれてしまい、最後は北川をフリーにする場面も、ここは相手のシュートが枠を外れてくれて助かりました。
セレッソは3バックのラインが高く、その裏を狙われるとピンチになりますね。

それでも、セレッソは右サイドで作ってから松田のクロス、ファーサイドで上がってきたオスマルがヘディングで折り返し、杉本のヘディング。
良い形でのフィニッシュでしたが、ここも相手GKの良いセーブで得点になりません。

試合は徐々に清水の方がチャンスを作っていきます。
セレッソの高いDFラインを上手く狙って飛び出し、決定機を生み出していましたね。
CKからクリスランにバー直撃のヘディングを放たれるなど、効率の良い攻撃をされていました。

中盤を過ぎるとセレッソはボールを保持するものの、前の動きがなくチャンスはほとんど作れません。
清武の貢献度の低さが気になりますね・・・。
ボールを収められない場面が目立ちました。

ところが、そんなことを言っていると仕事をしてくれました(笑)。
右サイドで五分となったボールを清武が球際で勝ち裏へ抜けると、フリーの状態から狙いすましたグラウンダーのクロスを中央へ。
相手DFの前に上手く入ってきた杉本が右足で合わせると、ボールはゴール左隅に決まり、久々のゴール!
ようやく仕事をしたエース2人の得点でした。

しかし、そんな良い流れも簡単に壊してしまうのが今のセレッソ・・・。
中盤でボールを奪いきれない中、簡単に裏へのパスを通されると、クリスランに前へ入られてしまいます。
追いすがった丸橋も簡単に倒れてしまい、そのままゴール左隅へ決められてしまいます・・・。
時間帯的に与えてはいけないときに簡単に失点してしまうあたりが今のセレッソの状況を表していますね・・・。

前半はそのまま1-1で終了。
折角の先制点もその後の緩い守備からの失点で台無しになってしまった感があった前半でしたね。
後半、守備の強度をもう少し上げつつ、勝ち越し点を狙っていけるでしょうか。
シュートは清水が上回り、動きそのものも明らかにセレッソの方が少ない印象がありました。

後半、両チームとも交代なし。

後半開始から、セレッソは少し攻撃で押し込む時間帯が出てきます。
シュートで終わる場面を増やしていきたいところでした。

それでも、やはり決定機を迎えるのは清水ですね・・・。
動きの量と質が明らかにセレッソより鍛えられている印象がありました。
セレッソはどこまでいっても個人頼みのところが多く、攻守も連動が揃わない場面も多くあります。

嫌な展開が続いていたセレッソですが、厚みのある攻撃から待望の勝ち越し点が生まれます!
何度か相手ゴール前へ迫る攻撃を続けながら、セカンドボールを拾えていた時間帯。
右サイドにボールを展開すると、3バックの木本も前へ入ってきます。
上手くゴール前へ入り込んでボールを持つと、後ろから入ってくるソウザをよく見てボールを落とします。
このボールを判断良くダイレクトでアウトサイドに引っ掛けたシュートをソウザが放つと、文句なしのゴール左に突き刺さるファインゴール!
流れの悪い中、貴重な得点になりましたね。

前半の二の舞をしてはいけないというところでしたが、セレッソはすぐに欲しくて仕方のない追加点を奪います!
右サイドからのCK、丸橋のクロス。
低い鋭いクロスに対してニアに飛び込んだのは木本でした!
ヘディングがクリーンヒットしてニアを強襲し、そのままゴール。
てっきり木本のゴールと思いきや、ゴール前詰めていた高木が相手DFと潰れたときに当たっており、記録上は高木のゴールでしたね(笑)。
いずれにしても、この2点差を上手く勝利にまで持っていけるかどうか、ここからが大事な時間帯でしたね。

ここから清水も少し攻撃が雑になったか。
あれだけ連動していた攻撃が上手く繋がらず、やはり3点目のゴールがかなりダメージを与えた印象がありました。
セレッソは相手を押し込みつつ、きっちりとこの後の失点をしないような試合運びをしたいところ。

後半も40分になろうとしたところでセレッソはようやく選手交代。
清武と木本を下げて水沼と山下を投入。
ユン監督は山下を守備面で信頼しているのでしょうかね。
強さとスピードはあるものの、結構ポカをしてしまう印象のある選手ですが(笑)。

アディショナルタイムにはカウンターから高木のクロス、杉本のヘディングの場面も生まれますが相手GKのセーブに遭い追加点ならず。
こういうところで固め取りしたいところではありますが・・・。

その後、セレッソはピンチらしいピンチも迎えず、試合終了!
本当に久々の勝ち点3になりましたね。


■杉本に久々のゴールが生まれ、上昇気流に乗っていけるか。

今日はようやくの勝ち点3ということで、本当の久しぶりの勝利ですね(笑)。
優勝争いからは完全に置いていかれ、少し下の状況も怖くなってきた最近ですが、この勝利をきっかけにしてほしいですね。

急造の3バックですが、このフォーメーションの良さと悪さは大分見えてきた気はしますね。
良いところとしては、ボールをきちんと持つ時間を増やせているところ。
特に中断明けは猛暑の中でのゲーム、常に相手にボールを持たれ、攻撃でも時間を作れないことが多かったため、明らかに試合の中で先に足が止まっていました。
攻撃も少ない人数でしか成立しませんでしたね。
その点は明らかに3バックになり、ボールを持つ時間が増え、攻撃の厚みも出て試合終了まできちんと戦えるようになったでしょうか。

一方で守備面では高いラインの裏を簡単に突かれ、スピードがそれほどあるわけでないオスマルの裏は狙われますね。
また、急造だけに両ウイングバック、特にオスマルと丸橋間での守備面での連携にも穴があった印象です。
ここは狙われてくる可能性は高いですね。

それでも、何と言っても今日は杉本に久々のゴールが生まれた点はポジティブな内容ですね。
全ての試合で2、3は必ずチャンスは来ているだけに、一つでも決めていってくれればというところですが。
勝利とゴールが何よりの薬になってくれればと思います。

ただし、最も重要なことはこの勝利を次に活かしていくこと。
ここ最近ストレスのたまる試合が続いただけに、ここからもう一度上昇気流に乗ってほしいですね。

【J1 第20節】 一向に改善されない攻撃、低迷する相手にも敗戦。 【セレッソ大阪VSサガン鳥栖】

C大阪 0―1 鳥栖
 [得点] 鳥栖:吉田


夏場の連戦で苦戦が続くセレッソ。
先日のミッドウィーク、神戸との一戦もパフォーマンスの向上が見られず、ドローとなっています。
中断明け3分2敗はかなりのブレーキですね。

見ているととにかく走れないという印象が残ります。
単純な走量ではなく、ここぞという攻守の場面でチームとして人数を掛けることができず、個人頼みになっている点が多いですね。

今日はフェルナンドトーレスの加入した鳥栖。
まだチームは浮上していませんが、こういった相手にセレッソはやられる印象もあります(笑)。

セレッソのスタメンには杉本とヤンドンヒョン。
この機能したところをほとんど見たことがない2トップがどうなるでしょうか。
ケガなのか、柿谷はベンチにも入っていませんでしたね。

■不用意な失点、機能しない攻撃。

双方ともあまりうまくいっていないチームですが、どちらかというとセレッソの方がボールを持っていたでしょうか。
ただ、フィニッシュのところまで至らず決定機は生まれません。
戻ってきた清武もまだいまいちという印象がありますね。

そんな中、セレッソは自らのミスで先制点を献上することに。
DFの裏に来たボールを木本がGKへ難しい浮かせたバックパスを送ってしまい、これがCKに。
すると、CKからのクロスは一旦弾くものの、セカンドボールを吉田にダイレクトのミドルシュートを決められてしまい、あっさり失点。
この対応も山口が中途半端な寄せでシュートを打たれてしまいましたね。
今日もまた嫌な展開で試合を進めることになりました。

セレッソはその後もなかなか効果的な攻撃を生み出すことができません。
2トップのメリットみたいなものがなかなか見られないんですよね・・・。

チャンスの作れない中、セットプレーから木本がどフリーのヘディングの場面があったものの、GKの正面に。
ここ最近、セットプレーくらいしか可能性がないだけに、きっちり決めておきたかったですね。

その後もセレッソは単発の攻撃しか出せず。
とにかく2トップが縦パスを引き出す場面がほとんどなく、鳥栖DFは常に前を向いてサイドから放り込まれるボールをはね返す場面ばかりだったように感じました。
一方の鳥栖もそれほど良いとは思いませんでしたが、金崎あたりが個の力でも点を取りそうな雰囲気はありましたね。

結局、試合は0-1で前半を終了。
セレッソは最近の試合と全く変わらず、手詰まりの攻撃に、低い位置でのミスも絡んで見ていてストレスのたまる試合でしたね・・・。

後半、セレッソは交代なく試合に入ります。

セレッソは清武からのクロスをヤンドンヒョンに合わせるプレーなどもあるものの、やはりチャンスは単発。
ボールを持った選手が、ボールを受けてからパスの出し先を考えているシーンが多いのが印象的でしたね・・・。
高木あたりを途中投入しない限り、チャンスも生まれなさそうな状況でした。

セレッソにとって決定機だったのは左サイド丸橋からのグラウンダーのクロスの場面。
マイナスに入ったボールに杉本が完全にフリーも、ダイレクトで右足のインサイドキックで狙ったシュートは枠の外・・・。
どう考えてもどこかで休ませた方が良いというパフォーマンスが続いていますが、ユン監督は使い続けていますね。

鳥栖のカウンターにヒヤヒヤしつつも、杉本にもう一度チャンス。
清武のクロスに対してDFの前に入り、ヘディングの場面も枠外。
入り方は良いですが・・・。
とにかくゴールが遠いですね。

苦しいセレッソはヤンドンヒョンを下げて山内を投入。
最近ユン監督に使われていますね。
前線にない「動き」を出してほしいところです。

直後、セレッソは大ピンチ。
鳥栖のゴールキックからトーレスがボールを逸らすと、金崎が抜け出してGKと1対1.
しかしここはキムジンヒョンがよく我慢してシュートブロック。
チームを救うセーブでした。

その後、セレッソは左サイドの清武からのクロスでチャンスが増えていた印象ですね。
前で潰れた裏に入った山内へのクロスも絶妙でしたが、フリーでのヘディングはバーの上・・・。

後のないセレッソは水沼を下げて高木を投入。
高木をそのまま右に入れましたね。
清武と逆にした方が良い気もしましたが、直後に清武と福満を替えたことにより、高木がいつもの左サイドへ。

セレッソは最後の時間帯にセットプレーを何度か仕掛けますが、ゴールが遠い。
高木のクロスがポストに当たり、跳ね返りを木本が押し込んだように見えましたが、ボールを抑えたところでハンド。

結局、試合はこのまま0-1で終了。
浮上の切っ掛けも見えないまま、中断明け未勝利が続くことになりましたね。

■夏場に崩れる原因は何か、将来に向けて分析を。

今日もまたストレスのたまる試合となりました。
攻守がバラバラな印象ですね。
一定の守備の固さはあるものの、とにかく攻撃の形、人が連動した動きが全くなく試合が停滞しっぱなし。
これではどこと試合しても勝ちは遠いですね・・・。

杉本は本当に休ませた方が良いですね。
ただ、その代わりもいないわけですが(笑)。
無理に2トップにせず、山村あたりを前に置いて2列目を3枚にすれば良い気もしますが、ユン監督はその形を取りませんね。
明らかに2列目の方に人材がいると思うのですが。
とにかく前線に流動性と動きがないだけに、意図的に作っていくことも大事と思いますが、守備の形と高さが失われることを気にしてのことでしょうか。
その割にセットプレーで毎回高さとは違うところで失点しているのは皮肉なことです。

これで上位からもずるずると落ちていっているセレッソ。
夏場の立て直しもできないほどの連戦の中、この原因が一体何なのか、チームはよく考えてほしいところです。
昨年も同じことがありました。
ユン監督が今までのチームよりも戦える、J1に定着できそうなチーム作りはしているだけに、この課題を乗り越えられればという気持ちもあります。

厳しい連戦の中、何とか立て直してほしいですね。

【J1 第18節】 今日も低調な試合、命拾いのドロー。 【セレッソ大阪VSベガルタ仙台】

C大阪 2―2 仙台
 [得点] C大阪:丸橋2 仙台:西村、蜂須賀


Jリーグ再開後、低空飛行の続くセレッソ。
昨年の夏場に崩れた教訓が活きていませんね。
中断期間の準備が良くなかったのか、ユン監督の練習も含めた試合への持って行き方が夏場の気候と合わないのか。
あるいは選手自身の問題なのか、チームとしてはきちんと検証していく必要がありそうです。

今日はアウェーで何かと縁のある仙台との対戦。
仙台とは相性が良くない印象がありますので、今日も苦しい試合が予想されます。
近年きちんとパスを繋いでしっかりとした攻撃をする仙台に、毎度捕まえ切れないまま綺麗にやられてしまうシーンを何度も見ています。
ただでさえ走れない夏場、ボールを走らせる仙台と人が走るセレッソは仙台に分がありそうです。

スタメンは今の中ではベストと言えるでしょうか。
前線は杉本と山村、その後ろは高木と福満。
ボランチに山口とソウザ、DFには山下でなく木本が入っています。

今日負けると一気に順位も落としそうな状況で、どんな試合を見せるでしょうか。

■相変わらず形のない攻撃も、命拾いのドロー。

試合序盤からセレッソは前でボールを取ろうとする積極性を見せます。
自分たちがどういうサッカーをして上位に入ってきたのか、忘れないことが重要ですね。
ただ、少し気になったのは早い段階から山口のパスミスが目立つ点。
W杯からずっと不調の印象があり、ここが良くなって来ないと厳しいですね・・・。

そのセレッソですが、思わぬところから先制点が生まれます。
中盤少しゴールから遠いところからのFK。
丸橋がゴールに向かう低いボールを供給すると、山村やヨニッチが飛び込み、仙台も対応しづらいなか、ボールがそのまま抜けてゴール。
ゴールに向かう低いボールで直接入るような軌道で蹴り、高い選手が飛び込むことによって生まれたゴールでしたね。

一方の仙台はサイドを起点に大きくピッチを使って攻撃しますね。
セレッソは徐々に相手にボールのポゼッションを許す展開に。
良い意味で休む展開であればよいですが、単純に押し込まれる展開になるとどうしてもどこかで綻びが出たり、後半で体力が落ちることに繋がっていきます。

そのセレッソ、前半途中で追いつかれてしまいます・・・。
丸橋のミスからショートカウンターを受け、ボールはセレッソの右サイドへ。
完全なフリーの良い形で相手に仕掛けられ、松田のスライディングも届かず中にボールを入れられると、西村に上手く前に入られ失点。
フォーメーションの異なるチームですが、どうしても大外のサイドが大きく空いてしまい、相手に良い攻撃をされてしまいますね。
その分セレッソにも攻撃面でギャップが出るはずですが、それほど攻撃で優位に立てる印象もありません。
そのあたりがいつもやられている印象が残る理由なのかもしれません。

その後もしっかりと攻撃の形が作れるのは仙台、セレッソは単発的な個の力か、セットプレーしかないですね。
どうも悪いときのセレッソは攻撃の形がなく、くだらないミスからボールを失う、ボールを蹴りだすしかないという状況に陥りがち。
今日もあまり良くなっている印象はありませんね。

結局1-1のまま後半を迎えることとなります。

後半、両チームとも選手交代なし。

セレッソは後半の序盤に力を置き、積極的な入り。
仙台を押し込む時間帯を作りますが、決定機はやはりそれほど多くありません。
セットプレーかカウンターの中でしか得点の雰囲気はあまり出てきませんね・・・。
柿谷や清武がいなくなると、途端に形がなくなり単調になるのは変わりません。

拮抗した試合展開の中、ユン監督は珍しく早めの選手交代。
後半20分過ぎに高木、福満を下げてケガから戻ってきた柿谷と水沼を投入。
フォーメーションが気になるところでしたが、左右のサイドをそのまま交代したようで、布陣は変えませんでした。

試合は1-1のまま大きく流れは変わらないまま時間が過ぎていきます。
柿谷は本当は前で使いたいところですが・・・。

一方の仙台も後半30分を過ぎてハーフナーマイクを投入。
セレッソは左右広く使われた上に、クロスに強いハーフナーが前に入ると注意しないといけませんね。

すると、仙台はハーフナーの高さを明確に活かすロングボールを多用。
そこからこぼれ球を狙っていく形が多くなりましたね。
セレッソはボールを動かし、人が動いてきた方が怖い気もしますが、それでもいつ失点してもおかしくない形は作られていました。

そんな中、セレッソは取られるべくしてセットプレーからの失点・・・。
一旦は中央に入ってくるボールをクリアするものの、もう一度入れ直されたボールに対して中央でどフリーの選手を作ってしまい、あっさりと失点。
副審がフラッグを上げており、セレッソの選手は猛抗議しますが覆らず。
ただ、やはり失点した形は全く弁護しようのないだけに、取られるべくして取られた点であることは変わりませんね。
苦しい状況になってしまいました。

完全な負け試合の展開でしたが、アディショナルタイム、最後の攻撃が実を結びます!
キムジンヒョンが前に放り込んだボールが裏に抜けると、柿谷がライン際まで追いかけて右足アウトサイドで中央へ。
走りこんでいた丸橋がキープし、相手DFの寄せに対して反転、左足でのシュート。
これが相手の出した足に当たると、ボールは絶妙なコースにずれてそのままゴール!
アディショナルタイム、完全に最後の攻撃で同点に追いつき、命拾いしましたね。

試合は直後にタイムアップ。
内容は相変わらず酷いものでしたが、丸橋のまさかの(笑)2ゴールで何とか勝ち点1を拾いました・・・。


■運動量を保てないこの時期をどう乗り越えるか。

今日も苦しい試合でしたね(笑)。
この暑い夏場でこれだけ攻撃の形がつくれず、相手にボールを渡す場面が増えると受身で動かされる時間が多くなるのは必然。
連戦の厳しさも相まって、なかなか浮上の目が見えてきませんね。

試合結果は2-2ですが、チームとしてきちんと上積みしたもの、やりたいこと、自分たちで試合を動かすという姿が見られたのは明らかに仙台。
セレッソは運動量を維持できる時期でなければなかなか良い試合が出来ないことが今日も示されてしまいました。
ユン監督自身があまりボールと人を動かして崩していくようなチーム作りをしなさそうですから、個の力に頼るチームは変わらなさそうですね。

それでも負けなかったことをプラスに捉えていきたいところ。
まだまだ連戦は続きますから、疲労回復と上手く選手をやりくりしながら、戦っていくしかありませんね。

【J1 第17節】 厳しいコンディションの一戦、痛いドロー。 【セレッソ大阪VS浦和レッズ】

C大阪 1―1 浦和
 [得点] C大阪:高木 浦和:興梠


W杯も終わりJリーグも再開。
ミッドウィークに清水との一戦でセレッソの戦いも再開しましたが、あまり思い出したくもない一戦でしたね(笑)。
相手の気持ちに完全に押され、何一つ良いところなく0-3の惨敗で酷暑の過密日程をスタートしてしまいました。

今日はホームに戻って浦和との一戦。
相手も本調子ではないかもしれませんが、セレッソとしては何としても勝ち点3を取りたい試合でした。

スタメンは前節から変えてきました。
一向にフィットしてこないヤンドンヒョンをベンチにして山村を前線へ。
ユン監督もヤンドンヒョンには少しこだわってますが、なかなか上手くいきませんね。
特に杉本とのユニットでは全く機能していません。
柿谷のケガが痛いところですね・・・。

中盤は清武がベンチからも外れ、高木と福満の両翼となりました。
そしてボランチにはソウザが戻ってきました。
この人がいる、いないでセレッソは全く変わってきますからね・・・。
前節期待外れのパフォーマンスに終始した山口は良いプレーが見せられるか。

そしてDFラインは山下でなく木本。
足元のある木本の方が良いと思うんですが、ユン監督は山下を買っているのでしょうか。
山下をファーストチョイスにすることが多いですね。

少し手を入れたスタメンで今日はどんな試合を見せてくれるでしょうか。

■暑さと湿気の厳しいコンディション、痛いドロー。

試合開始からどちらかというとセレッソが前から圧力も掛け、リズムを作っていたでしょうか。
ボール保持もセレッソでした。
ソウザの得意のミドル、杉本のシュートもいくつか見られましたね。

すると、セレッソに早々に先制点が生まれます!
杉本の良いミドルシュートからCKを得ると、キッカーはソウザ。
ソウザの鋭いクロスがカーブして入ってくると、GK西川が何とか弾きます。
ところが、このクリアが浦和DFに当たってゴール前にこぼれると、そこに待っていたのは高木!
落ち着いてボールを押し込み、古巣相手に嬉しいゴールでしたね。
セレッソは前節とは全く異なる積極的な試合の入りから、まずは狙い通りに先制することができました。

その後も山村の高い位置でのキープ、一人でボールを前に運んであわやゴールというシュートも出るなど、前節とは異なるメンバーが良さも見せていました。
ヤンドンヒョンがどうもフィットしてきませんからね・・・。
山村をもっと使っては?と思うシーンは前半戦から結構ありました。

一方の浦和もセレッソの前線から中盤の寄せを外すと、一気に数的有利になる場面もありました。
セレッソとしては盤石という試合運びではありませんでしたね。
やはり興梠のボールの受け方、捌きがセレッソにとっては厄介な印象でした。

リードしているセレッソですが、前節に続いて気になるのは山口のパフォーマンス。
ビルドアップ時にほとんどが止まってボールを受けて捌くだけで、攻撃の中で怖さが全くありません。
一方で守備で盤石のプレーをしてくれていれば良いのですが、不用意なボールロストやボールを奪ってからの最初のパスの質が悪いシーンが多いですね・・・。
日本代表でもこのあたりの質で柴崎とは大きく水をあけられている印象を与えただけに、少し悩んでいるのかもしれませんが。
少しプレーの質が期待を下回る状況が続いていますね。

試合は前半終盤には浦和がずっと押し込む時間帯が続きますが、セレッソは何とか決定機は作らせず終了。
先制点こそ幸先良かったものの、セレッソはそれほど良い時間帯が続きませんでしたね。
非常に暑い厳しいコンディションの中、後半どこでセレッソが追加点を狙いに行くのか、試合の運び方も注目でしたね。

両チームとも交代なく入った後半。
セレッソはいきなり決定的なチャンス。
右サイドに抜けた福満から後ろに戻し、松田がダイレクトでクロスを入れてきます。
このボールが前に入り込んだ山村を越え、後ろでどフリーの杉本へ。
杉本は丁寧にインサイドで合わせますが、西川の正面にボールが入り、セーブされてしまいます。
ストライカーなら決めてくれないと、というシーンでしたね・・・。
ゴール以外の仕事は昔から比べれば格段に向上していますが、今度は点が取れなくなってしまっていますね。

最初こそ押し込んだセレッソですが、また徐々に浦和ペースに。
折角ボールを奪っても、ビルドアップがとにかく上手くいかない印象ですね。
タメを作って選手が良く動けばフリーの選手を作っていけるのでしょうが、そこまでの運動量もなし。
杉本や山村に放り込んではボールを失う場面が多すぎますね・・・。
いつ失点してもおかしくない流れではありました。

すると、とうとう失点。
何度もあった浦和のCK、ファーサイドへの高いボールをヘディングで落とされると、そこにいたのは興梠。
きっちりトラップしてから反転して左足の見事なボレーシュートを決められ、同点・・・。
こうなると、明らかに形の出来ていないセレッソが苦しくなってくるのは間違いありませんね・・・。

しかし、ユン監督は全く選手交代を使いませんね(笑)。
明らかに足は止まっているのですが、どういう意図なんでしょうかね・・・。
カードとして使える選手がいないのか。
そんなことはないと思うんですが。

やっと最初の交代をしたのは87分、福満を下げて同ポジションの水沼を投入。
ユン監督は選手交代についてはちょっと微妙に思う時もあるんですよね(笑)。
アディショナルタイムに入っての交代も木本を下げて山下と、攻撃の形は持っていませんね。

疲労困憊のセレッソ、千載一遇のチャンスは最後にありました。
CKからのボール、ヨニッチが高い打点で完ぺきに競り勝ちますが、ヘディングのシュートはバーを直撃。
こぼれ球を杉本が狙うも、ここも浦和DFの体を張った守備に防がれ勝ち越せず・・・。
その後のプレーで逆にカウンターを受けるも、何とか失点はせず。

両者ともに厳しいコンディションの中疲労困憊でしたが、結局1-1のドローで終了。
セレッソは疲れの残る一戦となりました・・・。

■杉本の決定力不足と交代枠を使わないユン監督。

勝ち点3が欲しかったこの試合、ホームのセレッソとしては先制点からの試合運びが良くなかったですね。
ペースダウンしたときに時間を作れる選手、手段がなく相手にペースを渡してしまいました。
相手に動かされる時間帯が長い中で、無失点には抑えられませんでしたね。

前節の清水戦とは異なり、前に山村が入って前線からのプレスが活性化されており、その点では改善が見られました。
もちろんずっとその戦い方は気候的に難しく、セットプレーでの先制点から、本来は上手く試合を落ち着かせたかったのでしょうが・・・。
浦和の攻めを受け、セカンドボールを拾われる時間が続いて体力を消耗してしまいましたね。

そんな中でも、効果的に追加点が奪えれば良かったのでしょうが、杉本の決定力の部分に課題が残ってしまいますね。
今日も1つは決めてほしい、と言えるくらいチャンスはいくつかありました。
ここで得点が入ってこないと、柿谷がいないだけに厳しい試合が続いていきますね。

もう一点、気になるのはユン監督が交代枠をほとんど戦略的に使わないことですね。
リーグ戦とカップ戦のローテーションはよくする印象ですが、試合での効果的な手立てももう少し見たいところ。
特に今日のように手を打たずに失点してしまうとそれを強く感じてしまいます。
今日のスタメンに切り替えたところは間違いなくポジティブに考えられるでしょうが、贅沢でしょうか(笑)。

いずれにしても、修正する時間もなくドンドンと次の試合がやってきます。
上手く疲労を取りながら、次の試合に上手く課題を消化していってほしいですね。

【2018 W杯 決勝T】 2得点に夢を見た日本、世界トップクラスのカウンターに夢を砕かれる。 【VSベルギー】

日本 2―3 ベルギー
 [得点] 日本:原口、乾 ベルギー:ベルトンゲン、フェライニ、シャドリ


戦前の予想を覆し、グループリーグを突破した日本。
ポーランド戦での戦い方とグループ突破のあり方は議論を呼びましたが、それでもこの結果はすでに成功と言える状況でしょう。

その日本、決勝トーナメント一回戦の相手はベルギー。
欧州のトップリーグの中にも中心選手を多数送り込むベルギーは黄金世代という印象。
グループリーグも格下のチームをその攻撃力で粉砕し、今大会でも上位進出の力は十分というチームですね。

そのベルギーに対して日本はどう挑むのか。
個々の力の差は歴然ですから、チームとして結束し、攻守に連動して少しでも0-0の時間を長くすればチャンスもめぐってくるかもしれません。
それくらい厳しい戦いが予想される相手でした。

日本のスタメンはやはりグループリーグ第1戦、2戦目のメンバー。
このメンバーでどこまで食い下がれるのか、見どころでした。
一方のベルギーもベストメンバーを配しており、名前だけでもとんでもない相手でしたね(笑)。

いずれにしても日本の方が失うものは何もありません。
結果はどうあれ、勇敢な戦いを見せてほしい一戦でしたね。

■夢を見た2得点、最後は日本を砕くベルギーのカウンター。

試合開始から、日本はすっとベルギーのDFラインに対してプレスを掛ける形。
前から相手のビルドアップにふたをする姿勢が見えましたね。

そして最初のシュートは日本。
右サイドでボールをキープし、中央の香川がボールを持つと少し外して左足でのシュート。
ゴールの枠を右に外れますが、積極的なプレーでした。

序盤から日本はベルギーに対してバチバチ当たっており、気持ちの入った良い守備が見えましたね。
アザールの突破にも複数人でキッチリと対応し、集中力を感じさせました。
ただ、一瞬の個の力でそこを崩してくるのがベルギーの選手ですから、一瞬も気が抜けないところでした。

試合序盤の入りは日本だったでしょうか。
パスもしっかりと回っており、選手が複数連動して動いているシーンもあってコンディションは良いような印象でしたね。
後はどれくらい決定機を作っていけるかですが・・・。

しかし試合を見ていて本当にすごいのは大迫の収まり方。
ベルギー相手でもきっちりボールをキープし、チームにとって本当に助かるプレーが見えました。

一方のベルギーを見ると、当然個の力は怖いところですが、単純に高さ、強さでは不利を感じました。
このあたりはセットプレーも極力与えたくないところでしたね。

試合は序盤を過ぎてくるとやはりベルギーがジリジリ押し込んでくる展開。
日本もシュートまで持っていくシーンがほとんどなくなってきました。
ここからが本当の我慢のしどころ、という時間帯になってきましたね。

それでも左サイドで香川、長友のコンビから突破、中央で乾の珍しいヘディングで枠内にシュートするシーンもありました。
数は少なくともこういうカウンターで脅威を与えておくことは何とかやり続けたいところでした。

中々前にもボールを運べない展開が続く日本ですが、本当に体を張って守ります。
守備の集中はほんのいくつかを除いて切れていない良い試合でしたね。
圧倒的に押し込まれる時間帯もあり、シュートも当然相手の方が多くなりましたが、それも想定していたところ。
日本としてはしっかりとした戦いができていたのではないでしょうか。
ただ、この時間帯が長く続いた時に日本も相当体力面が厳しくなるでしょうから、そこまでに少しでも日本の時間帯を作っていきたい展開でしたね。

試合は0-0のまま前半を終了。
勝負の後半に向かいます。

後半、両チームとも選手交代なし。

後半も我慢我慢の試合が続くと思えた日本ですが・・・。
早々に日本が値千金の先制点を奪います!

自陣左サイドでベルギーのパス交換をカットすると、乾が柴崎へ展開。
柴崎は狙いすまして右を走る原口に対してスルーパスを通します。
このボールを相手DFがカットしきれず、原口が抜け出すとGKの動きを見つつ、ファーサイドネットに突き刺す右足の強烈なシュート!
運動量と守備で印象を残してきた原口ですが、攻撃で結果を残してくれましたね!

この得点でベルギーも一気に前に掛かり、アザールの強烈なシュートからポストを叩く場面も。
これは運が間違いなく日本にあると信じたいところ(笑)。

すると、まさかまさかの展開!
前に掛かったベルギーに対して日本はボールがしっかり回り出します。
高い位置で香川もボールを触る時間帯が出てきており、香川が中央高い位置でボールを持ってからでした。
相手に少し仕掛けるフリをして後ろの乾へ落とすと、乾は狙いすましてのミドルを一閃!
完全無回転のボールはゴール右隅を貫き、予想外の追加点が生まれます!
このシュートはスローで見ても全く回転しておらず、衝撃のシュートでしたね(笑)。

この得点でベルギーもリズムが狂ったか。
攻撃も上手く回らず、一方で日本がボールを保持、前にバンバンパスも回るように。
やはり2点目がベルギーにかなりダメージを与えていましたね。
チームが少し焦りやバラバラ感を出していたような気がします。

それでもクロスからのルカクのヘディングなど、決定機はベルギーにも生まれていました。
流れも関係なく得点を生み出せる選手がいますから、全く安心できない相手ですね・・・。

この流れでベルギーはメルテンス、カラスコを下げてフェライニ、シャドリを投入。
フェライニは明らかに空中戦に強い選手ですから、ここは完全に狙ってくることは想定できました。

すると、ここから事故のような失点。
セットプレーからやはり高さを使ったハイボールが入ってくると、日本のクリアボールがペナルティエリアの外側へ高く上がります。
このボールをベルトンゲンが中央へ戻すと、このボールがちょうどファーサイドのネットに入ってしまい失点・・・。
これは少ししょうがないところもありますが、ここで1点差になったことでまたハラハラの時間帯が始まります。

さらにここから正念場の厳しい状況に・・・。
ベルギーが息を吹き返すと、フェライニの高さを十分に使ってきます。
日本の右サイドでアザールがドリブルで仕掛け、マークを外されると柔らかいクロス。
ここにフェライニが良い体勢で飛び込み、ヘディングをドンピシャで決められてしまいます。
これで勢いは完全にベルギー、日本は苦しい展開に追い込まれてしまいました。

苦しい日本は後半30分を過ぎて選手交代。
原口と柴崎を下げて本田と山口を投入。
山口は少し前の試合を考えると怖い気もしますが・・・。

その日本、本田がしっかりキープする時間を作り、香川とのコンビからゴール前でのシュートも見せます。
何とか本田の一発を期待したいところです。

それでも、決定機はベルギーに連発。
ただ、シャドリの決定的なヘディングも、その後のルカクのヘディングも川島がビッグセーブ!
最初の2戦のプレーはどこへ行ったのか、日本を救うプレーでしたね。

日本も本田を入れて攻撃の意思を見せ、決して引くだけでない戦いを見せてくれました。
実際に良いシーンもたくさんあったのですが・・・。

最後の最後に辛い結末が待っていました。

アディショナルタイムの本当に最後の時間帯のプレー。
本田のCKがクルトワにキャッチされると、そこからお手本のようなカウンター。
一気に走り出すベルギーの選手を捕まえ切れず、日本の左サイドにボールを展開され、そこから中央へのグラウンダーのクロス。
中央でルカクが後ろから走りこむシャドリを認識し、ボールをスルーすると完全にフリーになったシャドリにきっちりと押し込まれてしまいます・・・。
本当の最後のプレーでゴールを許した日本。

試合はそのまま再開することなくタイムアップ。
2点をリードした日本にとっては、悔しすぎる幕切れとなり、ロシアでの戦いは終わりを告げました・・・。

■大会前からは想像できない素晴らしい戦いを見せた日本。

今日は戦前ではベルギーの圧倒的優位の一戦でしたが、途中までは予想外の展開になりました。
日本の規律の取れた守備、数少ない中でも攻撃をするという意思が見えた良い戦いをしてくれました。

前半を0-0で終える理想的な戦いから、これまた理想以上の試合運び。
カウンターからの原口の突破、見事なシュートで先制。
その後の乾のスーパーミドルは衝撃的でした。

ここからの3失点での敗戦は冷静に考えて反省すべきですが、しかしこれを中々責められない気もしますね・・・。
1失点目はきっちりクリアできていればというところもありましたし、シュートそのものも事故に近い気もしました。
やはりこの失点がベルギーに流れを持ってきましたね。
2失点目のフェライニの高さは、選手間の組み合わせから考えると、ちょっと防ぎきるのは難しかったですかね・・・。
やはり得点を最後まで狙いに行った中、世界でも有数の鋭いカウンターを持つベルギーの攻撃を抑えられなかったわけですが、CKからのカウンターに対しては反省点もあるのかもしれません。
延長戦も含めてどういう選択をするべきか、もしかしたら違う選択肢があったのかもしれません。

それでも、今日の試合を責められる人はいないでしょう。
これだけの魂の入った試合をし、2点を奪い、勇敢な戦いを見せてくれたことは良い意味でのサプライズでした。
今大会で特に乾や柴崎、昌子などは評価を上げたでしょうね。
振り返れば大会前はこんな状況は全く想像できなかったわけですから。

月並みではありますが、これが日本のこれからの歴史を作ってくれる一つの大きな糧と思いたいですね。
選手たちは勝てたという気持ちもまだまだ残る悔しい状況だと思いますが、胸を張って帰ってきてほしいW杯での戦いでした。

ここからまた4年間、次のW杯に向けて時間が進みます。
まずは選手には休んでもらって、一人でも多く高いレベルのサッカーに触れて、次の日本代表を作っていってほしいと思います。

【2018 W杯 GL】 大幅なスタメン変更、厳しいパフォーマンスも予選は突破。 【VSポーランド】

日本 0―1 ポーランド
 [得点] ポーランド:ベドナレク


戦前の予想を覆し、グループ1位に位置する日本。
いよいよ決勝トーナメントに進むか否か、ポーランドとの大一番を迎えます。
一方のポーランドはFIFAランク一桁の前評判を裏切り、まさかの2戦連敗で予選敗退が決まっています。
ただ、こういった相手との一戦も難しいもの。

日本のスタメンは大きく変えてきました。
これが吉と出るか凶と出るか、不安も抱えた試合前でしたね。

まずトップは大迫がベンチで岡崎、武藤。
2トップの形を狙ったでしょうか。

そして2列目は宇佐美と酒井高。
酒井高をサイドで使うのか、試合が始まってみないとわからない状況でした。
ボランチは柴崎に山口。
山口は長谷部の代役という難しいポジションを全うできるでしょうか。

DFラインは中央の昌子のみ槙野に変更。
GKは色々言われていたものの、川島が引き続き先発し、西野監督としては信頼を示したということですかね。

これで予選突破できれば大きな英断と言われるでしょうし、もし敗退したら相当批判を受けそうなメンバーでしたね。

■スタメンを大きく変えた試合は失敗も、他力で決勝トーナメントへ。

まず最初のチャンスは日本に。
長友がシンプルに裏へのボールを入れると、武藤が飛び出してGKと1対1になりそうなシーン。
ただ、ここはギリギリまで飛び出したGKに防がれます。

一方の日本も柴崎のトラップミスから低い位置で攻撃を受け、少しヒヤッとするシーンもありました。
不注意からの失点だけは避けたい展開でしたね。
やはり焦りも出てくる可能性がありますから・・・。

それでも日本は高い位置から相手DFにプレスを掛けると、ポーランドもミスが多い印象がありますね。
ミスパスから日本も一気にチャンスが生まれるシーンがありました。
早い時間帯で得点が生まれるとラクになるのでしょうが。

日本としてはポーランドで怖いのはセットプレーというところでしょうか。
単純な高さ、強さではポーランドの方に分がありました。

少しグダグダ(笑)な展開になってきた30分過ぎ。
日本は冷や汗のシーンが。
単純な相手のクロスから、相手のヘディングシュートがゴール左ギリギリに飛びますが、ここは川島が横っ飛びで何とか掻き出します。
このプレーは間違いなく日本を救ったプレーになりましたね。

それにしても、日本は攻守ともにイマイチ噛み合わない印象。
スピード感も徐々になくなり、チームとしての連動やコンビネーションがなかなか見られず、攻撃も単発な印象でしたね。

結局、日本は機能しない印象を残して前半を終了。
かなりの高温ということもあるのでしょうが、前の2戦と比べると相当に試合の強度は落ちている印象がありましたね。
どこかでポカっと失点して崩れるようなことがないように期待したいですが・・・。

後半、両チームとも交代はなし。

ところが、日本はいきなりトラブルに。
岡崎が足首のケガを訴え、後半1分過ぎという状況で大迫と交代に。
この変化が日本にどういった影響を及ぼすか。

大迫は流石によくボールを収めてくれますね。
ここを起点に攻撃の形を作りたいところ。

ただ、日本もシュートできっちり流れを切れずに終わってしまうと、怖いカウンターを受けるシーンもありましたね。
川島が良い飛び出しで何とか防いだ場面もありました。

イマイチピリッとしない流れが続く中、日本はとうとうやらかしてしまいます・・・。
山口がファールで相手にFKを与えると、そこからフワリとしたボール。
マークを外してしまい相手がフリーになると、あっさりとボレーを押し込まれてしまいます。
こういう試合展開をしていると、失点してしまってから流れを引き戻すのも難しいんですよね・・・。

焦ってくる日本はこの後早々に宇佐美を下げて乾を投入。
ここで流れを変える仕事をしてくれるかどうかですが、厳しいミッションですね。

日本の攻撃を見ると、やはり大迫はかなりボールが収まり、ここから攻撃が始まります。
そして乾にボールが入ってから攻撃のスイッチが入っていくシーンが見えました。
後は決定的な仕事を誰かがやってくれれば、というところ。

ただ、やはり日本もバランスを崩しているのか、カウンターから決定的なピンチも。
レバンドフスキが決定機を外してくれて助かったというところでした・・・。

日本は苦しい展開が続きます。
特にセットプレーを与えるたびにヒヤヒヤで・・・。

ところが、もう一つの会場でコロンビアが先制すると、試合は一気に冷めてしまいます。
日本は1点差の負けであればフェアプレーポイントの関係で2位での突破が決まる状況に。
もちろんセネガルが追いつけば日本の敗退となりますが、日本はむしろピンチの数が多くなる状況の中、このまま試合を終える選択。

武藤を下げて長谷部を投入、アンカーに置いて守備的な布陣に。
そしてボールを回すだけで時間を使い、コロンビアの勝利に賭ける展開に持っていきます。

ポーランドもこれにお付き合い。
結局、試合はそのまま0-1のままタイムアップ。
大きく変えたメンバーでのパフォーマンスも、最後の締まりのない終わり方もモヤモヤが残る試合になってしまいました・・・。

しかし、一方の試合はコロンビアがそのまま1-0で勝利。
日本は決勝トーナメントへの突破が決定しましたね。

■この予選突破をポジティブに捉えて次の一戦へ。

今日は今までとはメンバーを変え、その選手たちの奮起を期待しましたが、正直ここ2戦の選手達とは大きな差があったことが明確になりましたね。
DFでは槙野も無駄なファールが多かったり、判断の悪いシーンも見られました。
中盤の山口は守備のところで良さを見せることができず、むしろビルドアップで水準の低さを見せてしまった印象。
酒井高も良いと思えるシーンはほとんどなし。

宇佐美も攻撃で良さを見せられず、早々に消耗していた印象でした。
岡崎は後半早々にケガで交代、武藤もチャンスを作る、決めるという仕事ができず。
トップよりも右サイドの方が良いのでは。

チームとしてもスタメン組とは攻守の連動に差が見え、試合を通して厳しいパフォーマンスと言わざるを得ません。
本来の日本の現実を思い出させられたとも言えるかもしれませんが(笑)。
ただ、有利な状況で普段と違うメンバーで試合に入ると、往々にしてこういった痛い目に遭うことはあるんですよね・・・。
今回はもう一方の試合の結果で助けられたわけですが。

途中から入った大迫、乾についてはやはり違いを見せられるな、という印象は持てました。
今日のメンバーでノックアウトステージを戦うことはないでしょうが、スタメン組を一部休めることができたとプラスに考えるしかないですかね。
まあこういう上がり方をして、果たしてベルギーもしくはイングランドという強敵に太刀打ちできるのか、大いに不安ですが(笑)。

先の2戦が良かっただけに、これで敗退していれば何とももったいない戦いをしたことになった日本。
それでも、予選突破できたことをツイているとポジティブに捉え、次戦に全力を尽くしてほしいところ。

次は100%魂の入った試合を期待したいですね。

【2018 W杯 GL】 二度のビハインド、それでも逆境を撥ね返してのドロー! 【VSセネガル】

日本 2―2 セネガル
 [得点] 日本:乾、本田 セネガル:マネ、ワゲ


ロシアW杯初戦、コロンビア相手にまさかと言っては失礼ですが、勝利を挙げた日本。
初戦の難しいところ、開始直後に相手DFの退場とPKを生み出したチームが値千金の勝利でロシアW杯をスタートさせました。

この勝利で光明の見えてきた日本ですが、それも第2戦のセネガル戦で厳しい結果に終わってしまえばまた流れが変わってしまう可能性があります。
コロンビアは87分間10人だったわけですから、11人対11人で試合が進んだ時にどうなるか。
セネガルはポーランドを破って強さを見せているだけに、大一番の一戦ということになります。

スタメンを見ると、コロンビア戦と全く同じ。
少しは触ってくるかと思いましたが、初戦の流れを変えたくないということでしょうか。

コロンビア戦で仕事ができなかった乾、川島あたりには奮起を期待したいですね。
後は強力な相手FWに対して日本のDFラインがどこまで対応できるのか、ポイントになる試合でしたね。

■2度のビハインドを負う逆境、撥ね返してのドロー!

日本のキックオフ、まずはセネガルが前からプレス。
試合への気持ちの入りを見せた出だしでしたね、
そして最初のチャンスもセネガル。
日本の左サイドから鋭いクロスが入り、少しヒヤッとしましたね。

セネガルはやはり前線のスピードがあり、懐も深く嫌な相手という印象でした。
セットプレーも怖いところでしたね。

前半10分くらいに少し試合は落ち着いたかに見えましたが・・・。
左サイドから大きなクロスを入れられると、原口のヘディングクリアが後ろのセネガルの選手に。
そこからシュートを放たれると、ボールはGK川島の正面。
このシュートを弾きますが、そのボールが目の前のマネに当たってそのままゴール・・・。
まずは最初のクリアが中途半端でしたが、川島にはこれは外に弾くかキャッチしてほしかったですね・・・。

一方の日本も左サイドを起点に複数人が関わり、長友のクロスから最後は長谷部のミドルシュート。
追加点を許すことだけは避けなければなりませんが、早い時間に同点にしたい日本でした。

日本も得点を狙うものの、シュートまでなかなか至らず。
一方のセネガルはカウンターから一気に日本のゴールに迫り、やはり先制点というのは大きいものと感じる展開。
それでも、大迫はしっかりポストになっており、酒井宏の落ち着きは目立っていましたね。
攻撃の軸に考えたい左サイドからチャンスを作りたいところでしたが。

その日本、遂に左サイドから得点が生まれます!
柴崎がルックアップして左サイドを上がる長友にロングパスがピタリと通ります。
そのボールを目一杯足を伸ばしてトラップすると、そのまま内側へボールを持ち出します。
ここで乾がボールを引き取ると、得意の巻いて狙う低い弾道のシュート!
見事な軌道のシュートがファーサイドのネットに突き刺さり、日本は前半のうちに同点!
嫌な流れになる前の同点ゴールは日本に勇気を与える一点でしたね。

ここから双方攻撃の形が見える動きのある展開。
セネガルも裏への抜け出しからゴールを狙う場面がありましたが、ここは川島が良いセーブで救いましたね。
今大会川島は”持ってない”感が出ていますが(笑)、どこかで当たってきてくれると良いですが。

拮抗した試合はそのまま前半を終了。
日本は嫌な失点の仕方をしたものの、前半のうちにゴールが生まれたことは非常にプラスでしたね。
後半、お互いどんな修正をして試合に入るのか。
日本はしたたかな戦いをしたいところでした。

後半、両チームとも選手交代なく試合に入ります。

最初のチャンスはセネガル。
CKからのプレーは防ぎましたが、日本としてはセットプレーは減らしたいですね・・・。

お互い攻撃の形は見える展開が続きます。
日本は大迫の納まり具合が凄いですね。
ここを起点にシュートを打てる場面をもっと作りたいところでした。
シュートそのものはセネガルの方がやり切るんですよね・・・。

それでも、日本に決定機が来たのは後半15分。
右サイドに原口が展開し、後ろから走りこんだ柴崎が最高のグラウンダーのクロスを中央に入れると、大迫が相手DFの前に入り込みます。
きっちり合わせれば1点というシーンでしたが、上手くヒットせず・・・。
これは決めてほしいところでしたね・・・。

さらにここからは日本の時間帯。
大迫が裏への飛び出しから時間を作り、後ろを回る乾へ上手くスイッチすると、乾得意の角度からもう一度巻くようなシュート。
ただ、今度はシュートがポストを叩いてしまい、得点にならず。
流れは日本に来ているように思うのですが・・・。

この流れで得点を取れなかった日本、痛いしっぺ返しを食らいます。
右サイドから押し込まれると、後ろから飛び出た選手にクロスを入れられてしまうと、中央ですらされ、ボールは大外へ。
そこへ後ろから凄いスピードで上がってきたサイドバックのワゲに豪快に蹴りこまれ、日本は痛い失点・・・。
マークに付くべき乾も戻り切れませんでしたね。

ここから日本は立て続けに香川、原口を下げて本田、岡崎を投入します。
得点を狙わなければいけない展開でこの交代策が奏功するでしょうか。

この流れ、批判を受け続けたプロフェッショナルが”持ってる”ところを見せつけます!
日本が鋭く縦パスを打ち込むと、大迫がボールタッチを乱しながらもキープし、そのまま柔らかいクロス。
このボールがセネガルディフェンス陣の対応ミスを生み、GKが飛び出したままボールは後ろへ。
ここに乾が走り込み、中央へ折り返します。
ボールは転々とエリア内を抜け、待っていたのは本田!
緊張する場面で左足できっちりゴールに押し込み、日本は二度のビハインドを追いつきます。
出入りの激しい試合、一体どうなってしまうのでしょうか(笑)。

日本の最後のカードは乾を下げて宇佐美。
乾はゴールだけでなく守備の仕事も相当していましたから、短い時間ですが宇佐美も両方の仕事をきっちりしたいですね。

両チームともゴール前への圧力を掛けつつ、カウンターに備える展開。
終盤はセネガルもパワープレー気味に放り込みますが、日本は体を張って守り抜きます!

そして試合はそのままタイムアップ。
決定機を決めきれなかった悔しさは残るものの、2度のビハインドを追いついたたくましさも見せた試合。

グループリーグ突破は最終戦のポーランド戦に持ち越しとなりました・・・。

■MOMは柴崎、完全にスタメンから外せない存在に。

今日は非常に苦しい一戦となりました。
セネガルはやはりフィジカル能力が規格外で、日本は相当に苦しみましたね・・・。
簡単に弾き飛ばされ、一気にスピードでぶち抜かれる場面もありました。

また、早々に失点してしまい一気にチームが崩れてもおかしくなかった展開だったように思います。
それでも辛抱強く相手の攻撃を撥ね返しながら、攻撃を組み立てていくことができていました。
今日のMOMと言って良いであろう柴崎からのロングパスを長友、乾と繋ぎゴールしたシーンは、日本に勇気を与えましたね。

後半は日本のペースを思えた時間帯に得点を奪いきれず、やはり決定力の部分では課題を残しましたね。
大迫と乾のシュートチャンスは決定機でした。
そこからの失点でこれは厳しいと思えましたが、そこからまだ反発力があったことは大いに評価すべきですね。
そしてプロフェッショナル、ケイスケホンダは持ってますね~(笑)。
あそこに待っていて、そしてきっちり決めるという。
第3戦まで希望を持たせる戦いができていることは、戦前から考えると信じられないところでもありますが。

個人を見ると、今日は本当に柴崎が凄かったですね。
ボールは取られない、インターセプトからバシバシ決定的なボールを供給する姿は頼もしいものです。
スペインでの苦労もこういったパフォーマンスに繋がっているのでしょうか。
今や完全にスタメンから外せない中心選手になりました。

全体として、今日は全選手持っているものを発揮してくれたように思います。
川島の1失点目と、イマイチ試合に入り切れなかった宇佐美くらいですかね・・・。
この悔しさを糧にしてほしいところです。
1戦目に悔しい思いをした乾がこの試合では仕事をしたわけですから。

さあ、これで第3戦まで大いに希望を残しての戦いになってきました。
ポーランドは力があるチームであることは間違いないですから、ここも簡単な試合には間違いなくならないでしょう。
それでも、今の日本は面白い戦いをしてくれそうな期待感があります。

次も熱い戦いを期待したいですね!
検索フォーム
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング