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サッカー(特にセレッソ大阪)、漫画、アニメ、ネット上の面白いもの、趣味に関することを雑多に書き綴っていきます。

2016年のセレッソ大阪を振り返る(3) FW編


2016年のセレッソ大阪、最後はFW。

エース柿谷は大車輪の活躍を期待されたものの、開幕から得点以外の仕事も求められて便利屋扱い。
トップの下でいくら仕事をしても、怖さを与えられない存在に見えました。
チームが下降線に入り、ようやくトップでのプレーが見られた矢先にケガをしてしまい、不完全燃焼のシーズンでしたね。
復帰~プレーオフまでの精神面での存在感は流石でしたが、プレーそのものの復調は来季に期待というところでしょうか。

そして大熊監督へのサポーターの批判を象徴するようなリカルドサントスの重用、玉田の不遇。
杉本の躍進と、FWを見ると2016年のセレッソは語れるのかもしれませんね。



FW

・柿谷 曜一朗 20試合出場 5ゴール 6.0
批判がある中スイスから帰国し、期待された"8番"も今シーズンは苦難の1年でした。
開幕からトップの下でボールをさばいたりと低い位置でのプレーが多く、ゴール前での本当の良さがほとんど見られない序盤でした。
トップのリカルドにボールが収まれば飛び出す機会も増えたかもしれませんが、そういったシーンは最後まで見られず。
トップ起用され始めた中盤、らしいゴールも出ていた段階で大きなケガを負ってしまいました。
再手術なども経て復帰した終盤は、プレーそのものは残念ながら本来とは程遠いパフォーマンスでしたね。
良くないときの柿谷は非常に淡泊なプレーが多かったり、出てくる場面が少なく試合から"消える"ことが多くなります。
それでも、復帰からチームが負けていないことを思えば、間違いなくチームにとって精神的な柱として不可欠な選手でした。
J1復帰後は、新監督のもと、是非得点という最も期待される仕事に専念できるよう、戦術的にも彼を活かす戦いを見せてほしいものです。

・杉本 健勇 41試合出場 14ゴール 7.5
今シーズンのMVPともいえる覚醒を後半に見せた期待のFW。
その身長からトップでの活躍を期待されるものの、最も輝いたのはサイドの少し低い位置からのプレーでしたね。
ポストプレーやDFラインとの駆け引き、相手DFとのぶつかり合いは不得手で足元のプレーを好む分、カットインからのファーに巻くシュートが一つの形になっていました。
シーズン後半戦はゴールを量産し、プレーオフまで持ち込んでの昇格に最も貢献したのは間違いなく杉本だったでしょう。

しかし、正直前半戦の杉本はかなりパフォーマンスがひどかったですが(笑)、柿谷の不在がプラスだったのでしょうね。
気性が激しい、すぐにイライラを表に出すことと闘争心は表裏一体ですが、正直それまでは前者ばかりが目立っていました。
ただ、低い位置まで戻って守備に奮闘したり、チームを鼓舞する姿がプラスになりつつあるようにも感じます。
来シーズンJ1の舞台で今年のような結果を出すことができれば、海外挑戦や代表ももしかすると見えてくるのかもしれませんね。

・リカルド サントス 32試合出場 5ゴール 4.5
シーズン前は前線で起点となる大型FWとして期待されたリカルド。
ただ、序盤こそ大目に見られていましたが一向にコンディションは上がらず、シュートは決められない、ポストにもなれない、周りを活かすスペースも作れない。
チームが勝てなくなると一番に批判が集まりました。
過去、最近であればエジノだとかそういった外国選手はいたものの、大抵10試合くらいするとベンチに下げるなどの措置が取られていました。
大熊監督の批判される大きなポイントは、こういった場合でも何故かリカルドを起用し続け、昨年結果を出した玉田などを使わなかったことでしょう。
その点では、リカルドもある意味被害者かもしれません。
結局シーズン最後はようやく使われなくなり、後述の玉田、澤上に出番が増えるのですがなぜ終盤までサポーターがストレスを与えられ続けたのか、大熊さんには説明してほしいところですね(笑)。
そして2017年、衝撃の契約更新。
とてもJ1で通用するとは思えないのですが、ユン監督のもと、まさかの活躍を果たしてくれれば、少しはリカルドの名誉も回復されるでしょうか。

・田代 有三 7試合出場 2ゴール 6.0
前線での高さ、ポストプレーが武器のベテランも今シーズンはずっとケガで試合出場は7試合のみ。
それでも、シーズン終盤に復帰してからは流石のプレーを見せてくれました。
間違いなくリカルドよりも活躍できたと思いますが、大熊采配の被害者の一人ですね、正直。
シーズン後には契約満了が発表されましたが、リカルドを更新するならどう考えても田代と契約すべき、と考えたサポーターは多かったのでは。
ケガが多いということが最も大きな理由かもしれませんが、もったいない、というのが正直な印象ですね・・・。

・玉田 圭司 24試合出場 3ゴール 5.5
今シーズンチームで最も不運な扱いを受けたであろう(笑)、昨シーズンチームを引っ張ったテクニシャン。
大熊さんの一番の被害者ともいえるのではないでしょうか(笑)。
チームが機能していないにも関わらず使ってもらえない序盤戦は見ていて可哀想でしたね。
試合に出ても、とにかくポジションを空けないことを重視する大熊さんにとっては、玉田のような選手は全く使いづらい選手だったのでしょう。
ただ、チームは色々な個性が集まるものですから、何とかその良さを活かす術を考えてほしかったですね。
もちろん、チームの目指す姿に誰もが合わせられるものではないし、合う・合わない選手がいるものですが、そもそも大熊監督のサッカーが何なのかよくわからない上に魅力的でもなければ結果も出ない。
そんな状態だったために監督に批判が集まり、玉田に同情が寄せられたのだと思います。
自分がスタジアム観戦した時も、最もチャントが大きかったのも玉田でしたね。
シーズン終了後に契約満了となり、古巣名古屋に復帰が決まりました。
セレッソサポーターとしては感謝と申し訳ない気持ちしかありませんが、古巣でもう一度輝くことを願ってやみません。

・澤上 竜二 32試合出場 2ゴール 5.5
期待の大卒ルーキーも今シーズンは途中出場かつ守備固めのような使われ方を繰り返し、結果を出すまでには至りませんでしたね。
本来のFWではなくサイドで使われたり、守備に走って試合終了の笛を聞くことが多かった1年でした。
大熊監督は高さを異常に重要視する監督だけに、澤上のような高さがあって守備でハードワークできる選手は使いやすかったのでしょう。(サポーターが支持する関口などは使わず)
終盤、リカルドがようやく外されてから本来のFWでスタメンを勝ち取りましたが、やはりまだまだゴールを生み出す仕事は改善の余地がありましたね。
前からの守備、ポストプレーなどに精一杯で自分自身がゴールを決める、というシーンでは決定力不足が見えていました。
素材は良いものがあると思いますので、来季どのような使われ方をするかわかりませんが、U-23も含めて"FW"として才能を開花させてほしいですね。



今シーズン、サポーターにとって柿谷の長期離脱が一番痛い出来事でしたが、それを補ったのは同じユース出身の杉本でした。
このまま未完の大器のまま終わるのでは、という懸念もありましたが、今シーズンはもしかすると将来のステップアップへの足掛かりの一年になるのかもしれません。
柿谷の復活とともに、J1での杉本のプレーにも期待したいですね。

そしてリカルドが来シーズンも残るというサポーターにとって衝撃の出来事もある中(笑)、玉田、田代には最大限の感謝をしたいですね。
J2に降格した中で来てくれた上に、2015年のセレッソを支えてくれた貴重な存在でした。
J1に上がった途端すぐにチームから去ることになったのは申し訳ない気持ちもありますが、まだまだ活躍できる選手だと思いますので、違うチームになっても応援したいですね。
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